快楽の技術―対話

2004年10月25日 読書
ISBN:4309473415 文庫 伏見 憲明 河出書房新社 1997/11 ¥630

*11 私のまわりの女性を見るかぎり、他の人とのセックスそのものには、さほど期待していないように思えます。それよりセックスに至るまでのプロセスが重要で、片思いにときめくのを楽しんでる感じ。現実的なやりとりより、自分の好きに幻想をふくらませて、たまに会うチャンスに、瞳をキラキラさせて言葉を交すのが、セックス以上に感じるようです。(綾子 p24)

*12 恋愛は祭で、けっして日常じゃなかった。だから祭の華やかさが薄れて、二人の関係に日常がつチラつきだしたら、もう一緒にいる意味がありませんでした(綾子 p25)

まぁ。。 あるとは。。 思います。。
でも綾子氏にとっても *11 は「まわりにいる女性」のことで *12 は過去形なわけですね。。

その前のとこからの話になるんですが。綾子氏・憲明氏ともにパートナーといい関係にあって。でも「今日終わってしまうかもしれないプライベートな関係」(憲明 *7 p19)

今日終わってしまうかもしれない、っていうのが恋愛ですあ ね。
それで どきどきしてる部分 あると思うし。。(うちなら 彼が やっぱり彼女が大事と言ってしまうことですね。。)まぁ 正直 不安ばっかりの疑心暗鬼だけでもやってらんないですが。。(安心・信頼とのバランスが問題、なのかな)

結婚は ある意味 それを法的にという名の下 安心させるシステムだとすると 実際にそれで安心しちゃったら恋愛の終わりなのかもしれない とも思う。。 悪いことだとは言わないけど。。 お祭を日常にしたい っていう衝動に沿うものだと思うし。。(でも 冷静に考えたら幻想。。日常になってしまうものは そのことですでに祭じゃなくなるから。。内容的に確かに祭だったときのままだったとしても。。)

えーっと 基本 身体を交えた関係の本 ということに なりますか。
身体部分を含む内容は秘密のほうに書いてますんで。。 そちらを追求されたい方は お気に入り登録でお楽しみください。。(ぉぃ)

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